キリシタン洞窟礼拝堂 Christian Cave Chapel
隠れキリシタンたちの歴史を紐解く遺跡
キリシタン洞窟礼拝堂は、武家屋敷通りから町の奥に入った場所にあります。
洞窟はドーム形に掘られていて、出入口には岩盤を切り込んだ階段が造られており、奥の壁には祭壇がみられます。
礼拝堂はキリシタン時代をしのばせる遺跡だと考えられています。このような洞窟の礼拝堂は全国でも例をみない大変珍しいものです
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領主が保護したキリスト教
礼拝堂に関する資料はほとんどありませんが、中川氏以前の領主である志賀親次(ちかよし)は、キリシタンで、キリスト教を保護していました。
領主自身も洗礼を受けてキリスト教を保護していたというケースは当時でも珍しいものでした。
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秋の訪問は竹楽にあわせて
毎年秋に開催されるたけた竹灯籠「竹楽(ちくらく)」では、キリシタン洞窟礼拝堂がライトアップされ、幻想的な風景が広がります。