お知らせ

史跡岡城跡は稲葉川と白滝川、南北２つの河川にはさまれた丘陵尾根上に築かれた城跡です。
その地形はとても険しく、周囲を断崖絶壁が取り囲んでおります。

史跡指定から今日まで、大手門から下原門に至るまでの主要な曲輪跡を中心に整備を実施し、観覧環境の改善（観覧者の皆さまの安心・安全の確保）に努めてまいりましたが、史跡の範囲すべてを整備するに至っておりません。人の立ち入りが難しい未整備のエリアが存在します。

岡城跡の周囲にひろがる未整備のエリアは非常に危険です。
・森深い、薮も多く、イノシシ、シカ、マムシ、害虫も多い
・倒木、石垣崩落、斜面崩落、断崖絶壁、危険箇所も多い

次（下図）の未整備エリア（緑の破線で囲んだエリア）は立入禁止とします。
・普請方跡北側の空堀跡
・覚左衛門屋敷跡先の馬場跡
・清水谷
・地獄谷　※清水門跡から先は通行禁止。
・廟所跡北側の曲輪跡

未整備エリアの「探検」はお断り申し上げます。
決して立ち入らないようお願い申し上げます。

また、観覧可能エリア（整備済エリア）であっても、
石垣や断崖絶壁の上から滑落する恐れがありますので、
決して石垣や断崖絶壁の縁に近寄らないように、お気をつけください。

雨の日の坂道や石の上は非常に滑りやすくなっておりますので、お気をつけください。

お客様だれもが、岡城跡散策をより楽しんでいただくためにも、
上記のことをご理解いただき、順守していただきますようお願い申し上げます。

竹田市教育委員会まちづくり文化財課